日暮れ、道遠し

つくばで日本語教育をやっている大学院生の、見たこと聞いたこと考えたことなどについて。

大学院受験・覚え書き ~大学院選び編~

 

「研究計画書編」はこちら。

higureyasan.hatenablog.jp

 

 

今回は大学院選びについて。

結論から言うと「見てもらいたいなと思っている先生には実際に会っておいた方がいい、それが叶わなくともメールで相談など、何かしらのコンタクトは取っておいた方がいい」。

大学院選び

アメリカで研究計画書の準備をしている中、「この先生は!」という方をインターネットで知る。なんだか自分のやりたいことに近しいことをやっている…みたい。筑波大(卒業校)ではない。いきなりはじめましてお世話になりたいです!で受けていいんだろうか。それともやはり、メールでも送っておくべきだろうか……

という旨をTwitterに投げてみたら「会えるなら会っておくべき、せめて連絡を取るだけでも。何かしらのコンタクトは事前に取っておいた方がいい」というアドバイスを何人かから頂く(ありがとうございました)。大学によっては「受験希望者と連絡は取らない」というところもあるらしいので、まずは知ってそうな人に訊いてみるのが良いと思う(とはいえ外の人間にはわからないこともあるから、とりあえず連絡を取っちゃえばいいんじゃないだろうか、とも思う)。

というわけで日本に帰国後その先生にメール。時間を取ってくださって、お会いできることになった。会って、2~3時間くらいお話させていただいた。いい雰囲気の中で色々と話ができたんだけど、なんか、なんか、うーん、もう少しいろんな先生と話してみたいぞ、という印象。

その先生に会った後つくばにも行った。研究内容等々で気になっていた先生で、筑波大ならこの先生かな、と思っていた先生だった。先に行った大学の図書館でメールをしたため送りつけ、翌日に20分だけ時間をいただいた。今考えるとものすごく忙しいところに「明日会えませんか!」というのもめちゃくちゃな話である。とはいえ、福岡から来ているこのタイミングを逃すわけには!と慌てていたのも確か。何にせよ会ってくださった。ありがたい限り。

2人に会って色々なことを考えて、結局筑波大の院を受けることにした。研究内容よりも、考え方が自分と近いというか、おしゃべりの中で出てきた言葉にものすごく感動してしまって「せんせい~~~(落涙)(泣いてはいない)」となったのが決め手だった。
今になって思うと、2年間お世話になる先生なので、やはり何らかのコンタクトを取ってどんな方なのか知っておくのは必要だろう。こう書くと先に会った先生がちょっとアレだったように聞こえるかもしれないが、そんなことはなかった。ものすごく優しく対応してくださった先生だった。研究、指導、学生の進路と、あらゆる面においてしっかり考えてくださっているんだなという印象を受けた。とはいえなんだか合わないというのもある。人なので。その点において会って話すというのは大事だと感じた。もちろんそれでも分からないことはあるだろうが。

 

さて 

受験校も決まった。推薦状の準備しなきゃ!と思ったら、推薦入試は大学に所属している状態でないと受けられない、という凡ミスというか思い違いをしていたことを知る。こうなると受けるのは一般入試。研究計画書はどちらにしても要るが、筆記試験がある。専門分野に英語。

というわけで、次回は専門筆記・英語・面接といった、実際の試験対策勉強について。