日暮れ、道遠し

つくばで日本語教育をやっている大学院生の、見たこと聞いたこと考えたことなどについて。

入学!

無事、筑波大大学院の入学式を迎えた。

天候はちょいと斜め下、いまにも降り出しそうな雲の下をカブで駆け、2時間ほど早めに会場入り。入学式会場真下のスペースで時間つぶしをしていた。午前中は学部生の入学式をやっており、ほんのりと管弦楽団の演奏や、拍手や、筑波大名物IMAGINE THE FUTURE(筑波大イメージソング)が聞こえてくる。

本を読んだりTwitterを眺めたりしているうちに時間になった。会場入り。修士課程と博士課程を合わせてとはいえこんなに人がいるのか、と思った。聞くと、学部の入学者数は2100名ほどで、大学院のそれは2200人ほどらしい。大学院の方が多いとは。ちなみに筑波大の学生総数は1万6千人ほどとのこと。ここまでくるとよくわからない。

入学式はつつがなく終わり(久々の生IMAGINE THE FUTUREはよかった)、研究科ガイダンスへ移動。なんとか雨は降らないでいてくれている。

ガイダンスは、研究科長挨拶、専攻長紹介、お知らせ、それと剽窃等の研究における不適切行為についての講義だった。
大学院となると論文を書くことの比重がぐんと高まる。研究の世界に足を踏み入れる人間にとっては最も大切な事項の1つであることは重々承知している。それにしても、こんなにしっかり時間を取るんだな、と思った。これだけ言っても、そういうことは起こるのだろう。また、積極的にやっているわけでなくても、結果として出来上がったものがグレーゾーンのよくない側に行ってしまうということはあるのだろう。とにかく丁寧に、時間に余裕をもっていかないとな……と気が引き締まった。 

指導教員の先生に挨拶して、帰宅。

明日は専攻別ガイダンス。学生証をもらって、これで自由に図書館に入れるようになる。また、授業履修計画も立てなければならない。明後日からは授業開始である。

願ってやってきた大学院。2年間が実りあるものになるように。

 

と、月並みな報告にはなったが、実は自分がきちんと「入学」できているのかという点では不安が残る。

webでの合格発表で自分の受験番号を確認した。
数日後に合格通知が郵送で届いた。
数か月後に入学手続きに関わる書類一式が届いた。
上記の手続きを一通り済ませた。

はずなのだが、きちんと上記の手続きを済ませたところで「完了です」のお知らせは来ない。入学式は自由入場、その後の研究科ガイダンスも同じく自由着席。今のところ「確かに入学手続きがきちんと完了している」確証はない。何かやらかしていたら連絡は来ていただろうが、それどころではないすれ違いが起こっていたら、これで、明日の専攻別ガイダンスで自分の学生証がなかったら……

そんな不安もほんのり抱えつつ、大学院1日目は無事終わった。明日も無事に終わることを祈る。祈るしかない。

 

おまけ

筑波大イメージソング IMAGINE THE FUTURE。やたらに頭に残る。個人的には結構好き。

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