日暮れ、道遠し

つくばで日本語教育をやっている大学院生の、見たこと聞いたこと考えたことなどについて。

日本語教育学会秋季大会@松江(11/23-24)

秋きたり。日本語教育学会秋季大会@松江に行ってきました〜!

 

遠かった。

 

正直なところ「さすがに遠いや」と思っていたのだが、電車で行けるじゃん!と思い立ってしまって参戦決定。サンライズ出雲に乗れて松江到着前の時点で大満足。

 

 

f:id:higureya:20191129002150j:plain

車窓。伯備線に入ってからの岡山〜島根の景色がそれはもうよかった。

 

 

学会。電車が遅れて一般参加プログラムははじめのほうを少し聞き逃してしまったものの、それでも(日頃触れない)地域でどのような活動をされている人がいるのか、というのをその内容込みで聞くことができたのはよかった。色々なところに、色々な人がいるのだなあ……という感想。

 

1日目、2日目を通して交流ひろば・ポスター発表・口頭発表と、色々な形の発表を見る/聞くことができた。自分も割と質問できる機会があり、コミュニケーションもできたのかなーという印象。今回はほぼソロ参加のようなもので、集まっている中に知り合いがたくさんいるわけでもなし。というかほぼゼロ。こういうちょっとずつの交流が大事なんでしょうね。

 

発表の中身についても様々。形式・流れが惚れ惚れするようなものもあり、そこに目をつけるか!というものもあり、その問題意識超分かる~~~!!!というものもあり。

修士に入ってから手を付けはじめた研究がそこそこにまとまってきて、どうまとめたものかともやもや考えていたところだった。そうやってネタにするものを抱えていると他の発表の見方もまた変わる。今年の春季のつくばよりも、なんというか、クリアに聞けた気がする(言語化が下手)。

内容が「なるほどわかった!」に繋がるわかりやすい発表ももちろんいい発表だとは思うものの、発表によってはこちらに大きい宿題をくれるようなものもあった。内容が分からなかったというわけではもちろんない。わかって、その上で、色々と考えさせてくれるもの。いつかこういう発表ができたらいいもんだ……と感じ入ってしまった。

 

申込みが間に合わず1日目の懇親会は断念。とはいえ上記の通りあてのないソロ参加だったので、行ったとして何をどう懇親していたんだろうな、とも思う。本当にどうしたらいいんだろう。Twitterで募るほうがなんかこう、よくね?!とも思ったがそこまでの度胸もなく。ふらふらと飲み屋街をさまよっていた。

 

f:id:higureya:20191129002156j:plain

 

参加費はもちろん、その他でかかった総額まで考えると考えたくないくらいかかった。ひつじ書房のセールとの合わせ技で、だいぶお財布を痛めつけることになってしまった。しかし行ってよかったな、とはもちろん思う。この、自分の研究などが固まりかけていた絶妙なタイミングだからこそよかった。秋の旅行も兼ねてと考えれば大満足だ。出雲そばもおいしかった。サンライズ出雲にも乗れたし。個人的には出雲そばアイスがおいしかった。

f:id:higureya:20191129002343j:plain

 

 

つくばに戻った後で指導の先生とお話。修論計画に前向きな反応をもらえた。春季大会の予稿集には名前が載るようにしたい~~~(申込締切まで1ヶ月もない)~~~。がんばろう。

 

ヤマもオチもない話でした。今後、 

大会期間中にあった日本語教師チャット(第24回)と、大会で聞いた日本語教育推進法について書こうと思います。乞うご期待。言って逃げられなくするスタイル。

 

 

おまけ。宍道湖の夕日。たまらなかった。

 

f:id:higureya:20191129002204j:plain